MagicKeyPad(USBIOを使ったペダル、フットスイッチの作成)
USBIOによる入力デバイスの作成について

うろ覚えで書いている部分があるので、変なこと書いてるかもしれないです

特徴
・汎用USBテンキーインターフェイスとなるUSBIOを使った制作です。
 USBIOについては http://km2net.com/usb-io/index.shtml
・ペダル(フットスイッチ)を使った例を挙げますが、スイッチ全般に応用が利きます。
 (スイッチはNC、NOどちらでも使用できます)
・MagicKeyPadが入力を受け取れるため、キー割り当てなどのアクションが利用できます。
・市販のUSBフットスイッチと比較して、とても安く用意することができます。
・制作に当たって専門的な知識がほとんどいりません。ハンダ付けが必要ですが、ハンダ付けさえできれば完成します。


概要
USBIOとスイッチとの接続は図のようになります

スイッチの片方がGND、もう片方が各ポートにつながります。
USBIOは12ポート持っているので、最大12個のスイッチを接続できます。


実装例
フットスイッチを4つ接続する想定での例です。大まかな部品は
・USBIO(Km2Net) 1500円
・YAMAHA FC5フットスイッチ(Google検索) 1500円前後 x 4つ
・USBケーブル

以下オプションとして
・ピンヘッダ(このへん)ピッチは確か2.54mm
・コネクタ(コネクタとケーブル - ● ハウジングコネクタ - ・汎用コネクタ (信号/電源用))ピンヘッダへの接続用。無くてもいいけどあると楽
・ケース(このへんとか)USBIOを小綺麗に収納するため 200円くらい
・6.3mmフォンジャック(このへん)FC5の接続用 モノラルで可 100円 x 4つ

作業に必要な道具ははんだごて、リード線、ペンチとか。ケースを使うなら穴を開けたりするための道具も。
ケースにUSBIO基板を固定するためのネジも忘れずに。

ケースを使わないのであれば、フットスイッチの線をペンチで切って直接USBIOに配線しても大丈夫。
直接接続する場合には、ハンダ付け部分に負担がかからないように工夫したほうがいいかも。

ケースに無理矢理入れるために基板は標準のUSBIOのモノとは違うけど、基本的な部分は同じ。
写真がまともに撮れてないのはご勘弁。

MagicKeypadの設定
setting.iniを開き、[Device]セクションでDeviceType=-1としてください。
その状態で起動すると、MagicKeypadのメニューが一部USBIO用のものになります。
デバイス設定でスイッチを接続したコネクターを"入力"に設定すると、MKPから使用できます。
(NC、NOはスイッチを押していない状態で接点が閉じているか開いているかの設定です。
 今回の例で使用したFC5は、通常時接点が閉じているのでNCとなります)
(コネクター種別に"出力"がありますが、MKPはUSBIOへの出力に対応していません。今後の対応予定もありません)


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